Netflixでスペイン語のリスニング力をキープしている事実
アイルランドに引っ越してきて、そろそろ2ヶ月が経とうとしています。
私の錆びついていた英語を伸ばせる最高の時だ!と思うのと同時に、スペイン語が衰退していってしまうのではないかという恐怖に襲われています。
読み書きは自分でできるし、アウトプットはミゲルとの会話で十分。
そうなると、リスニング力はどこで補うのか?アイルランドはノースパニッシュだぞ?
このまま放置していてはマズイと思い、早期の処置として選んだのがNetflix
久しぶりに聞くスペイン語の会話に改めてスペイン語への愛を感じたので、Netflixへの感動の気持ちも込めてこの記事を書くことにしましたw
語学力=記憶力?
とある英語学習についての記事の中で目にしたワンフレーズ。
「得意科目を英語と答える人は、自分は物覚えがいいだけのバカだと自覚すべき」
そんな言い方しなくてもねぇ。。。と思う反面、かなり納得してしまった自分がいた。
というのも、語学力と記憶力の関係性ってすごく強いと思うんです。
言葉なんて使っていないと本当にスグ忘れちゃうんですよ。
よく帰国子女が日本語を思い出せないという理由から、英語でポロッと単語をこぼしたりすることがありますよね。
「海外かぶれかよっ!」なんて思わずツッコミたくなるって気持ちわかりますよ。私も自分が留学する前まではそう思ってたしw
でも自分で経験して、これはマジで起こりうることなんだと確信。
スペインに住んでる頃は、仕事場で少し使う英語を除いて100%スペイン語しか使わない環境。
日本語に触れる機会といえば、SNSかたまに家族や友達とメッセージでやりとりするくらい。
この環境にいると母国語の日本語のはずなのに、うっかり忘れてしまうんです。
母国語でこのレベルって、第二言語なんて瞬速で忘れていくに決まってますよね。
テレビがなくてもネットがあれば見れる
アイルランドではテレビを所有しているとTVライセンスというものを取得しなくてはならない。
年間160€(約20,000円)とバカ高いわけではないけど、特にテレビを見る必要性を感じていないため我が家にはテレビがない。
しかも引っ越しの多い私たちにとって、テレビを買ったところで荷物にしかならないっていう気持ちのほうが強い。
ネットがあればニュースも見れるし、基本的に必要な情報は手に入る。
でも、やっぱりたまにはくだらない番組とか見たい!映画も観たいし!
そして最大の要因は、アイルランドに住むようになってまだ2ヶ月も経っていないのにスペイン語をど忘れすることが多くなった。そりゃあ、家でしかスペイン語使わないからね・・・(覚えるのにはあんなに時間がかかるのに、忘れるのはこんなにも早いものかとつくづく思う。泣)
そんな理由から、アイルランドに来てからというもの、Netflixは私の生活の中で必要不可欠な存在になりました。
字幕機能を活用すれば語学学習にもなる
Netflixの魅力のひとつでもある優秀すぎる字幕機能。
スペイン語はもちろん、かなり幅広い言語に対応しているので、語学学習をしている人は絶対に利用するべき!
私自身もうすっかり板についたと思っているスペイン語だけど、やっぱり私にとっては第二言語であり、分からない単語だってまだまだ沢山ある。
特に私はスペインのスペイン語には慣れているけど、南米のスペイン語は慣れていないので聞きづらいと思うこともある。
そんな時は字幕ボタンをポチッとすれば、あの分からなかったうやむや感を取り除いてくれる。(ちなみに私は日本語字幕ではなくスペイン語での字幕をオススメします。)
私がスペイン語を勉強し始めた時にNetflixの重要性に気づいていればなぁ〜、Youtubeでペパピッグとか全然興味ない豚のアニメなんて見なくて済んだのにと今さらながら思うw
私のオススメ載っけときます
ペーパー・ハウス (La casa de papel)
’教授’と呼ばれる人物を筆頭に、8人組の強盗グループがマドリッドの造幣局に人質をとって立てこもるというストーリー。
もとはスペインのAntena 3というチャンネルのドラマシリーズでNetflixが買収。
監督も驚くほど世界的に人気がとまらず、スペインドラマシリーズ史上1とも言われている傑作。
リスニングポイント:舞台はマドリッドなので基本的にニュートラルなスペイン語だけど、スペインの中でもアクセントが強いアンダルシア地方の俳優もいてリスニング力が高められる。
ちなみにミゲルは生粋のアンダルース(アンダル地方出身男子)だから、私はアンダルシアのアクセントが一番セクシーだと思う!
しかも、強盗・警察・造幣局員・高校生と、偏りなくいろんなタイプの会話を同時に聞けるのもいいところ。
4月6日からシーズン2配信開始です!
ナルコス (Narcos)
コロンビアの麻薬組織とDEA(アメリカ麻薬取締局)との戦いを描いた、実話をもとにしたストーリー。
Netflixのオリジナルで、アメリカを中心に瞬く間に世界中に広まった超人気シリーズ。
実話をもとにしているだけあって、所どころでその当時の映像などが出てくるのがリアルでさらに引き込まれる。
リスニングポイント:基本的にコッテコテのコロンビア訛り。しかも麻薬密売グループの会話なので、スラングもかなり多め。それでも南米のスペイン語を聞けるっていうのが一番のポイント。
南米でも国によって喋り方に違いがあるけど基本的な部分は共通しているので、南米のスペイン語を鍛えたい人には特にオススメ。
全3シリーズですが、私のオススメはシリーズ1、2。
メデジンの麻薬王パブロ・エスコバルがまぁ悪いこと。でも滅茶苦茶ハマリますw
ちなみに、シーズン4をメキシコで撮影中に撮影スタッフが銃殺される事件があり、続編についてはまだ詳細がハッキリしていないそう。
最近のメキシコは麻薬関係でコロンビアよりも危険だからね・・・怖いわ。
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