テラス席で楽しむ「バルセロネタのビーチレストラン」
バルセロナは秋でも暑い日が多くて、9月でもまだまだビーチに行けるような気候。
特にバルセロネタのビーチは、ここぞとばかりに日焼けを楽しむ観光客で溢れています。
もちろん、日焼けは苦手だけど海辺の雰囲気が好き!って人もいると思います。
それなら、バルセロネタのビーチが見渡せるレストランでランチでもしてみませんか?
海の潮風を感じながらテラスで食事をするのって、まさに地中海にいるのを実感する瞬間。
サグラダファミリアもいいけど、太陽の下でゆっくりランチをする、そんなスペイン人のスタイルを真似てみるのも悪くないですよ。
今回は、テラス族の私が何軒か行った中でも一番のお気に入りのお店をご紹介します。
ちなみに、私はミゲルと結婚記念日に行きました♪ それくらい雰囲気のいい場所です。
"食事の時間を楽しむ"ことを重視するスペイン人
これは私がスペインで生活するようになってから強く思うことなのですが、スペイン人は食事の時間をとことん楽しんでいるなということ。
ただ単にお腹を満たす食事ではなく、家族や友達とみんなでテーブルを囲み、美味しい料理と共に時間をシェアする。
そんなスペイン人は平気で2〜3時間レストランに居座ります。
前菜とメインをゆっくり楽しみながら、気づいたらワインも2本目に突入しているなんてのが普通。
さらに〆はデザートかコーヒー、甘党でない人ならジントニックをデザート代わりにし、これでもかと言うほどに満喫します。
とっとと食べてロクに会話もせずに食事を済ませることが嫌なので、注文した料理が一気に出てくるとサービスの悪いレストランだと思われることもあります。
[ Bestial ]
バルセロネタをBadalona(バダロナ)方面に歩いて行くと、ビーチ沿いに並ぶお洒落なレストランたちが見えてきます。
その中のひとつがこちらのレストラン。
テラス自体が大きくて隣の席との間隔が広めなので、ピーク時でもぎゅうぎゅう感がないのがよかったです。
テーブルを隙間なく置いてるお店とかもたまにあって、結構ストレス感じるんですよね。苦笑
日陰で風通しも抜群なので、太陽の日差しが強すぎる日でも気持ちよ〜く過ごせちゃいます。
しかもDJがいていい感じの音楽をかけてくれるので、食事以外にもちょっと一杯飲みに来ちゃうってのもアリです。
Mesa(テーブル) から見えるビーチがたまりません!
メニューを見ると食欲をそそる名前のものばかりで、選ぶのにはかなり苦戦しました。
食べる量にもよりますが、二人で行くなら前菜2,3品とメイン一皿づつくらい頼むといいと思います。
Ostras en ceviche(オストラス エン セビーチェ)
オストラとは牡蠣のことで、生牡蠣とセビーチェが大好きな私はダブルパンチでノックアウトでした。
他にもいろいろ注文していたので、リピしたい気持ちをすごく押し殺したのは言うまでもありません。
Arroz con butifarra de calaf y setas
パエリアの姉妹のようなもので、Butifarra(ブティファラ)というカタルーニャ名産のソーセージとキノコなどが入ったもの。
これがまさに、超〜絶美味っ!鍋の底を舐めまわしたくなるくらいw
他にも私のバルセロナの行きつけバル教えちゃう - Kaigai Geekの投稿ですでに話してるので写真はあえて載せませんが、定番のハモンやクロケタも食べました。
特にハモンのレベルはかなり高めなので、注文する価値ありです。
食事の他にビール2杯とホワイトワインを1本頼んで、合計€100(約13,000円)いかないくらいだったかな?
このロケーションでこのプライスは、まぁリーズナブルでしょう◎
食後はジェラートを買って、海を眺めながら食べるなんてのもアリです♪
勝手に総合評価
フード:★★★★★(どの料理にもサプライズがあった)
プライス:★★★☆☆(特に安かったというわけではないので。)
オシャレ度:★★★★★(最高!日陰で風通し抜群)
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私のバルセロナの行きつけバル教えちゃう
¡HOLA! Yuiです。
今日はバルセロナはあいにくの雨。てゆうか、ここ一週間不安定な天気の日ばっかり。
先週の日曜もビーチに行きたかったのにくもり空。
まぁきっと今週だけだろうと祈りつつ・・・
さて、今日みたいに天気の悪い日は、美味しいものでも食べながらビールを飲むに尽きるよね!強引w
バルセロナにはお洒落なバルが沢山あるんだけど、やっぱりお洒落なだけあって値段もはるんですね。
地元住民の私としては、今日はチョロっと飲めて安く済ましたい。そんな日もあるわけ。
こうゆう日には、近所にある安くて美味しいバルに行くんですね。
しかもよく行ってるから、マネージャーと思われるオマール君に顔を覚えられて、彼がいる日はちょっと量多めとかでタパスを出してくれるですわ!
結構スペインって常連に対してのサービス精神が旺盛で、マドリッドに住んでた頃の行きつけは、お会計を頼むと同時に一杯サービスしてくれてたのを覚えている。
それ以外にも、やたらタパスを無料でつけてくれたりとか。
これじゃあ通っちゃうよねってw
ということで今日は、バルセロナでの私のお気に入りの行きつけバルをご紹介。
お財布にも優しいから思わず通っちゃうんだよね〜w
[ Bar Celta Pulperia ]
ガリシア地方の料理を中心に、スペインのベーシックなタパスが味わえるこちらのバル。
Bar de viejo(バル デ ビエホ)と呼ばれる、昔ながらのスペインスタイルのバルが楽しめる。
地元住民だけではなく、観光客からも人気が高くて、時間帯によっては入れないこともしばしば。
店内に入ると、どデカいトルティージャを筆頭にショーケースにずらりと並べられたフードでお出迎え。
特にこれと言って店内がオシャレなわけではないけど、外国人にとってはそのスペインでしか見れない雰囲気こそが見てみたいって思わせるような場所。
日本で言ったら、昔からあるやきとり屋みたいな感じ。
店内は結構広くて、4人席のテーブルが7つくらいと大きなバーカウンターがあるから、結構な人数入るんじゃないかな。
ちなみに、日本のとある雑誌で紹介されたことがあるみたいで、その記事が大きく店に飾られている。
一体なんの雑誌なんだろう?って毎回思うw
Pulpo a la gallega(プルポ ア ラ ガジェガ)
ガリシア料理の基本中の基本Pulpo a la gallegaは、茹でたタコの上に粗塩、パプリカ粉、オリーブオイルをかけたもの。
ガリシア地方ではもちろんだけど、スペインのあらゆるバルで見かける超人気の一品。
つまようじで食べるのが一般的で、その手がとめられるはずはなく、あっという間に完食しちゃうんですわ。
Navajas(ナバハス)
日本で食べたことがある人がいたら、かなりレアであろうナバハス・・・
っと思っていて調べたら、日本でも獲れるみたいで「マテ貝」って言うらしい。
スペインでは、ガーリックとパセリとオリーブオイルでグリルにして食べるのが主流。
とにかくやみつきになるお味!
こんな美味しいものを20数年間知らずに日本でノウノウと暮らしてたかと思うと寒気を感じるw
Croquetas(クロケタス)
はい、こちらもスペインのタパスの中でも定番中の定番。
クロケタが嫌いな人なんてこの世の中にいるの?!なんて思ってしまうくらい。
クロケタとは日本で言うとこのコロッケに値するんだけど、日本のコロッケみたいにじゃがいもメインではなく、ベシャメルソースに好きな具材を入れたもの。
ぼた餅くらいのサイズで、ふた口でぺろっといけちゃうような大きさ。
1個単位で注文できるとこが多いから、色んな味を試してみるのも楽しみのひとつ。
Morcillas(モルシージャス)
英語ではブラッドソーセージと呼ばれる、その名の通り豚の血を材料に使っているソーセージ。
説明だけ聞くとかなり気色悪いよねw
でもこれがすんごく美味しいんですわ!
血が入ってるから鉄の味でもするのかと思いきや、全然そんなこともなく。
おそらく鉄分豊富なことは間違いないだろうねw
Pincho moruno(ピンチョ モルーノ)
日本で言う、焼き鳥的存在のPincho moruno。
でも味は全然焼き鳥ではなく、Comino(コミノ)= クミンなどを主にした香辛料が効いたお味。
普通に美味しいけど、特にこれと言ってリピート心を湧き立たせる一品ではないかな。
焼き鳥のが120万倍美味しいね。
Jamón iberico(ハモン イベリコ)
やっぱり〆はJamónにくくってもらいましょう。
スペインと言えば、やっぱり有名なのが生ハム。
日本では生ハムと言えばプロシュートが一般的だけど、 比べ物にならない、と言うか別物。
Jamónの中にも位があって、Jamón ibericoは上級。
さらにJamón ibericoの中にも位があって、このお店のは超上級ではないけど、この量で€10しないリーズナブルな値段で文句なし。
今日もかかさずビールチェック。
いつもと同じくEstrella Dammでした。
もうEstrella Damm以外のビールの時しかビールチェックしないことにしようと今決めたw
総合評価
フード:★★★☆☆(揚げ物系がすでに調理済みのものを再加熱して出されるから)
プライス:★★★★★(バルセロナのこの立地でこの値段は文句なし)
オシャレ度:★★☆☆☆(デコレーションのこだわり全く感じられずw)
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ダウンタウンから徒歩10分!バルセロナのビーチ周辺をぶらり
¡HOLA! Yuiです。
日本でもニュースを見て知ってる人も多いと思うけど、先週バルセロナの中心、La Ramblaという通りでテロが発生しました。
私自身もかなりの近辺で働いていて、事件当日も現場から少しでも遠ざかるために走って逃げるなど、かなりの恐怖を味わいました。
La Ramblaはバルセロナの中でも特に観光客で賑わっている通りで、今回のテロでは13人死亡、100人以上ものケガ人が出るとても悲しい出来事になりました。
幸いにも日本人の被害者はいなかったみたいだけど、事件が起こった付近にいて怖い思いをした人もきっといるはず。
街中がパニックに陥って、確かな情報が分からないまま、あることないこと話が膨れ上がっていたことを覚えている。
仕事場に戻るべきなのか?家に帰れる状態なのか?外にいて平気なのか?
もう何が何だか分からない状況で、少しでも早く確かな情報が知りたかった。
自然災害のようにいつ来るか分からないから気をつけようがないけれど、起こった後に冷静な判断をして行動することって大事だなって改めて思った日でもあった。
そこで私がふと思い出したのが、「たびレジ」という外務省が推奨しているシステム。
たびレジに登録しておけば、現地の安全情報や緊急発生時の連絡メールが受け取れるというもの。
もし万が一旅行先でテロや自然災害が起こったとして、言葉の通じない国で日本語での情報が手に入るのはかなり安心できることだと思う。
スペインだけじゃなく、これから海外旅行に行こうかと考えてる人はぜひチェックしてみるといいと思うよ。
日本ではまだ起きていないテロ、きっと実感のない人も多いと思う。
私もスペインで起こるまではそうだった。
でもこれだけ世界各国で起こっているだけあって、次いつどこで起こってもおかしくないとも思う。
ただ私の意見としては、いつ起こるかも分からない恐怖に怯えて生活するなんて真っ平ごめん。
そして、もう二度とこんな悲惨なことが起こらないようにと切実に思う。
少し暗めな感じの始まりになってしまったけど・・・
ここは気を取り直して!
8月も終盤にかかってきて夏の終わりを感じる人も多いと思うけど、ここバルセロナは9月もガンガン暑くて、海に思わず行きたくなっちゃうような陽気。
以前、超絶マリンブルーなスペインのビーチ - fiestamos
でも話しているけど、スペインは何と言っても海が綺麗!
そう、ここバルセロナのビーチもこんな街中にあるにも関わらず、十二分に綺麗なんですね。
しかも海辺も賑わってるから、歩いてるだけでもなんだか気持ちいい。
ということで、バルセロナのビーチ周辺について今日はお話していきまっせぃ。
バルセロナはそんなに大きくなくて、結構どこでも歩いて回れちゃうような大きさ。
その大きさゆえなのか、自転車やスケボーなんかで移動している人もよく見かける。
この紅白カラーの自転車はレンタル用で、バルセロナの街中でチラホラ見かけるよ。
ちなみにこのレンタルバイクは長期向けで、IDの提示をして登録したりと若干手間がかかる。
なので、もし観光で一日だけレンタルバイクをしたい場合は、Barcelonetaの周辺にあるレンタルバイク店で借りるのがオススメ。
海沿いの道にはレストランやクラブが沢山あって、地上の入り口から入って地下のメインの場所につながっている感じ。
パーティーの聖地で世界的にも有名なイビサに行く前に、通り道だからとバルセロナにも有名なDJがよく来るんですね〜。
しかも、ど平日の火曜日とかにめっちゃいいDJが来たりとか。
いつも観光客で賑わっているバルセロナには、平日だろうがお構いなしなんだろうけどね。
さて、本題のビーチに目を向けてみましょう!
私はなぜかこの白いパラソルが一面に広がってるのを見ると、「嗚呼、ヨーロッパのビーチにいるわ」って感じがするんだけど。
私だけかな?w
Barcelonetaよりも更に10分くらい歩いたところにあるPlatja del Bogatellらへんまで来ると、人も少なくなってビーチの幅も拡大。
そのせいか、ビーチバレーを楽しんでる人もかなり多いですね。
ちょっとカルフォルニアちっく。
人が多いって言ってもこの程度。
湘南の8月とかに比べたら、100倍マシだと思うんだけどな。
遊泳の不可をお知らせする、ビーチ内に掲げられているカラーの旗。
意味は世界的に共通で、スペインでは
Bandera Verde(バンデラ ベルデ)= 緑旗:遊泳可
Bandera amarilla(バンデラ アマリージャ)= 黄旗:遊泳注意
Bandera rojo(バンデラ ロホ)= 赤旗:遊泳禁止
っと、言います。
ちなみに赤旗の日に海に飛び込もうもんなら、罰金を徴収されることもあるみたいだからご注意を。
水の綺麗さなどによっても左右される旗の色。
そう、この日はBandera amarillaの日だったんですね。
よーく見てみて。水やっぱ汚なっw
なんかプラスチックのごみとか浮いてて、水に入る気を完全に失うw
それでも、超満員時の江ノ島の海とかに比べたら断然キレイ。
この写真撮った後日、Bandera verdeの日に行ったけど、やっぱり比べものにならないくらい綺麗でした。
今度、綺麗な日の写真もインスタあたりでアップしときますわ。
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ランチ前のちょっと一杯
¡HOLA! Yuiです。
最近暑さのせいか寝つきが悪くて、朝起きるのがツライ今日この頃です。
今日も家の窓の取り替え工事をしに朝の8時半に業者が来るというので、眠気MAX全開の状態で待つこと30分。・・・来ない。
まぁこれは予想範囲内で、さらに待つこと30分。・・・やっぱり来ない。
昨日かかってきた確認の電話とやらは、一体何の為に存在するのか?と疑問に思いつつw
業者が来るまで外にも出れない状態だったから、仕事もあるし、あんまり時間がおされても困ると思い
「10時になっても来ないようなら、もう他の日にして。って大家に連絡して」とミゲルに言った直後。・・・やっと来た。
着くやいなや、 1時間以上の遅れには触れることもなく
「荷物下ろしてから、俺らは朝ごはん食べに行って来るから」と言うではありませんか。
なにこのマイペースさ!w
別に朝食食べようが何しようが勝手だけど、日本だったらまずありえないだろうな〜、完全にお客さん怒っちゃうでしょって感じw
私自身も数年前ならきっとイラっとしていただろうけど、もう慣れたせいか1ミリも怒る気も起きず。
思っていたよりも時間にルーズな人が少ないスペインだけど、やっぱりこんな感じにマイペースな人もいるのねっと、改めて思った日でした。
さて、 そんなスペインでは、基本的に食事の時間帯が日本よりも2,3時間遅いんですね。
スペインのお昼は3時頃。しかも一日の中で一番量を多く食べるのがお昼ごはん。
休日であれば、お昼の前からビールと軽いつまみ(オリーブとかポテトチップス)で始めることもしばしば。
これがまた食欲をさらに増進させるんですわw
ということで今日は、お昼前に軽く一杯ビールを飲めるようなカフェテリア兼バルをご紹介。
ちなみにマドリッドではなかったけど、バルセロナだとバルでレストランではないのに、食事をする程で予約をしていないと入れないお店が結構あって驚いたんだよね。
ミゲルは、予約がなきゃビールもタパスも頼めないなんてありえない!って怒ってたw
[ LULU ]
Estació de Françaのちょうど向かいの道にあるこのお店。
cafe bistro barと称してるが、私的には店の雰囲気とフードの感じとかからして、バーよりもCafetería(カフェテリア)=カフェ に近いと思っている。
フードはアボカドトーストとか軽食がメインだから、ブランチとかしに行くのに最適って感じ。
店内は観葉植物とか花でデコレーションされていて、インスタ映えしそうな場所。
日本にもしあったら、朝活をする女子に大人気であろうと思うんだよね。
カクテルの種類も豊富だから、ディナーの後にちょっと一杯で行くのもいいかもね。
もちろんコーヒーやティー系もあるから、食後に一杯コーヒーを飲みに行くなんてのもありだよね。
恒例のビールチェック!
やっぱり今回もEstrella Dammでした。
この心地よい雰囲気で飲むと、ちょっと一味違うね〜!
テラス席はそんなに大きくなくて、4人席のテーブルが4つあるくらいだったかな?
ピーク時に空いてる席があったら超ラッキー!
即座に座るべし!w
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「バルセロナ最古の歴史」感じるバルに行ってみたくない?
バルセロナの中で最も古く、長い歴をもつ地区のひとつ、El Born(エル ボルネ)
そのエル・ボルネのメインストリート(El Paseo del Borne)には、昔からある建築の形を残したままで現代の雰囲気とうまく融合させたレストランやバルがあります。
その数ある強豪ぞろいの中でも、私がバルセロナに遊びに来た友達を絶対に連れていくバルを今日はご紹介します。
満足度かなり高めのおもてなし処です!
関連記事:おしゃれ地区 "El Born"(エル ボルネ) のピンチョスバル - Kaigai Geek
[ Bastaix ]
サンタマリア デルマル教会のちょうど裏側あたりにある、El Fossar de les Moreresという記念広場に沿ってあるタパス&ワインバー。
ワインの種類がかなり豊富なので、スペインのおいしいワインを味わいたい人は要チェック。
入るとすぐに、新鮮な野菜がズラッと並べられたオープンキッチンに目がいく。
店内は2階建て+地下のつくりになっています。
1・2階部分は、カウンターやバーテーブルがメインでカジュアルなイメージ。
しっかりディナーをしたければ、地下のテーブル席に行くといいですよ。
さすがワインバー!
地下席へつづく階段の壁は、一面ワインの空き瓶でデコレーションされています。
各テーブルに置かれている、なが〜いキャンドルが印象的。
壁もすべて石造りで、なんだか昔のバルセロナにタイムスリップしたかのよう。
日本人の私からすると「これぞヨーロッパ!」って感じがすごくします。
ヨーロッパをひとくくりにするのはちょっと強引なんですがw
このバルのタパスは基本的に小さめなので、大人数で行く場合は一品×2とかで頼むといいですよ。
一品が小さい分、いろんな種類のタパスが味わえるのがいいところ。
Anchoas(アンチョアス)= アンチョビ
カタルーニャ地方発祥と言われるPan con tomate(パンコントマテ)という、バゲットの上にお好みでトマトやニンニクをすり潰して乗せたものと一緒にそのままパクッと食べるのが美味しい。
クセになるうまさです。
Ceviche(セビーチェ)
セビーチェはペルー料理ですが、ここスペインでも大人気の一品。
このセビーチェは普通のセビーチェよりも具材が細かく刻まれていて、少し違った食感を味わえます。
名前忘れた・・・w
熱々の鉄板のうえに乗って出てきた牛肉のステーキのようなものに、お好みでChimichurri(チミチュリー)という、アルゼンチン発祥の肉にかけるように作られたソースをかけて頂くものでした。
Huvos roto con jamón(ウエボス ロト コン ハモン)
ポテトの上に乗った半熟の目玉焼きを豪快に混ぜて食べるこちらの一品。
ポテトをオリーブオイルで揚げているからか、ポテト自体がうまい。
ハモン以外にもマッシュルームなど他の具材も選べますか、絶対ハモンを注文すべき。ハズレなしです!
ちなみにこちらはTrufa(トゥルファ)= トリュフ 入りで、またこれが激ウマなこと。
リピートしたのは言うまでもありませんw
ビール好きの人は、是非このコロナビールを頼んでみるべし!
小さいバケツの中に氷が敷き詰められているので、キンキンに冷えたコロナが味わえます。
でもこの日は若干ぬるめでした。苦笑 まぁこれもご愛嬌ということでw
ちなみにスペインでは、昔は商標登録の関係でコロナではなくCoronita(コロニータ)という名前で売られていたことから、今現在もコロニータと呼ぶ人が多いです。
このインスタ映えしそうな席は、2人掛けで早いもの勝ち。(店内から外を眺められるようになっている)
いつも誰かしら座ってるけど、この日はディナー後ってこともあり空席でした。
気になるお値段ですが、あれこれ食べてワイン2本空けて、一人たったの€23!(約3,000円)
かなりお財布に優しいお値段ではないでしょうか?
予約なしでは空席がないこともあるので、特にディナーを考えてる場合は予約しといた方がいいですよ!
営業時間は月曜〜木曜は17:30オープン・週末は11:00オープンです。
勝手に総合評価
フード:☆☆☆☆(もうちょっと料理のサイズが大きくてもいいかなってことで)
プライス:☆☆☆☆☆(良心的なお値段!)
オシャレ度:☆☆☆☆☆(石造りの建物が最高すぎます)
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スペイン国民の強い味方!メルちゃんが愛される理由
¡HOLA! Yuiです。
経済危機真っ只中だった時期に比べ、かなり回復してきているスペイン。
ここバルセロナでも、あちらこちらで「求人募集」と書かれた紙を貼り付けた店などを見かけるようになってきた。
ミゲルいわく、店の入り口に直接貼って求人するってことはかなり急ぎらしい。
それでもまだ、Desempleo(デスエンプレオ)=失業者数 の高いスペインでは暮らしていくのでやっと、という環境の人も少なくはない。
そんな国民の強い味方、低価格・高品質で勝負するスーパーがあるんですね。
[ MERCADONA ]
Mercadona(メルカドーナ)とは、スペイン国内で1620店舗ものチェーン展開をしているスーパーマーケット。
2019年にはポルトガルにも進出する予定らしい。
Mercadonaの人気の最大のポイントは、何と言っても価格が安い!
その秘密はMarca Blanca(マルカ ブランカ)と呼ばれる、日本で言うとトップバリュ的な存在で、Mercadona独自のブランドで商品を作ることによってその価格帯でも勝負できているのですね。
店内は日本となんら変わりなく、野菜コーナーやら肉コーナーやらで区別されている。
ここで一つ、欧米のスーパーではごく普通だけど、日本ではほとんど見かけることのないであろう野菜・果物の量り売り。
こんな風に買いたい野菜をビニールの袋に入れて量って、出てくるシールを袋に貼り付けるだけ。
これなら無駄なトレーの消費もないし、自分の好きな分だけ買えるからいいよね。
私の場合ミゲルと二人だし、いっぱい買ってもダメにしちゃうだけだから尚更ありがたい。
日本にもこうゆうスーパーが増えるといいよね!
Mercadonaのオーナーの娘がグルテンフリーということもあり、グルテンフリーの食材が沢山売られていることでもよく知られている。
パスタ以外にもパンとかもグルテンフリーで売られていて、軽度の小麦粉アレルギー持ちな私にとってはまさに楽園のようなスーパーなのだ。
ちなみにSIN GULTEN(シン グルテン)と表示のあるものは全てグルテンフリーの商品。
グルテンフリー系に関しては、日本よりもスペインのが遥かに進んでいるなと思う今日この頃。
私のMercadonaの好きなところは、他のスーパーでは見つけにくい食材などが手に入ること。
このキノアなんか、今でこそ結構いろんなスーパーでも見かけるようになったけど、スペインで人気が出始めた頃からMercadonaでは売っていたことを覚えている。
しかも、値段もしっかりお安くね。
Panel(パネラ)とは精製されていない黒糖で、普通のブラウンシュガーよりもさらにナチュラルなもの。
南米では普通に親しまれていて、実は私も去年の11月にコロンビアに行ったときに初めて知ったんだよね。
まだスペインでは見たことないよな〜なんて思ってたら、なんとMercadonaで発売されてるではありませんか!
さすがメルさん。もう名前長いから勝手に省略w
こうゆう変なものをガンガン押し出してくる感じがとっても好き。
いつも思うけど、メルさんのオーナーって時代の先駆者だと思うんだよね。
このパネラとかさ、ナチュラル思考ブームを完全に読み取ってるよね。
すし飯用の米とか別に最近では珍しくはないけど、もし日本米が食べたくなったときはこれを買うのがオススメ。
普通のスペインのお米に比べると高いけど、ジャポニカ米のモチっとした食感と甘さがしっかり味わえちゃうよ。
もしこのお米が見つからなかったら、Arroz redondo (アロース レドンド)っていう丸いお米も細長いインディカ米に比べればジャポニカ米に近い感じだよ。
メルさんのすごいところは、コスメまで売っちゃってるとこなんですねー。
ミゲルママに「メルちゃんのコスメは値段の割にいい働きっぷりなのよ!一度使ってみな!」とオススメされ半信半疑で買ってみたけど、確かにかなりコスパのいいコスメであることは間違いなし!
日本で言ったらセザンヌ的な感じで、アイシャドウなんか1つ€3くらい。
絶対試してみる価値ありですぞ!スペイン土産に買ってみるのもアリかもね!
スキンケア・ボディケア用品も充実しているメルちゃん。
先日のニュースで、なんと1本€100もするアイクリームが、同じ製造元で作っているMercadonaでは1本€5で売られているとスペイン中を揺るがせた。
これよくある話で、ラベルだけ変えられてあって中身は一緒ってやつだよね。
別に詐欺とかではなく、ブランドにそれだけお金を払ってるってだけのことなんだけどね。
まぁこのニュースの翌日からは、メルちゃんのアイクリームは完全に売り切れ御免状態ってのは言うまでもありません。
これだけ言うことなしなメルちゃんが愛されないわけがないよね。
今日も新商品を待ちわびながら、メルちゃんに出向いてこようと思いますw
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ちょっと待って!パエージャ?本当にそこで大丈夫?
¡HOLA! Yuiです。
以前も少しバルセロナのメトロ事情 - fiestamosで話したけど、去年の夏に日本に2週間くらい帰ってたんですね。
で、ミゲルのかねてからの希望で京都に行ったわけです。
やっぱり日本人から見ても、京都ってとっても素敵な場所だよね。
オレンジ色のランプの光に包まれた、夜の先斗町とかたまらない。
その先斗町をミゲルに見せたくて、散歩がてら軽いディナーができそうな場所を探していたわけ。
おや?あのお店、めっちゃ繁盛してない?すごい行列。
そんなことを思いつつ、お店の感じを覗き込んでみる。
・・・餃子
え?餃子?京都とか別に関係なくない?むしろ餃子って宇都宮でしょ?w
それもそのはず、列をなしていたのは全部外国人。
他にも長蛇の列があるのは、寿司をやたら売りにしているところ。
寿司かぁ・・・別に京都じゃなくても、どこでも美味しい寿司は食べれるのに・・・
そう、前回の帰国時にはミゲルといたから尚更なのか、この光景がとっても目についたんだよね。
でも気持ちはすっごく分かる。
だって異国の地で、記号にしか見えない文字で書かれたメニューを見ても何も頼めないよね。
おそらく、英語のメニューを用意してあるお店だっていっぱいあるはず。
でも写真と共にデカデカと書かれた"SUSHI"を見れば、安心感がゆえにそっちを選びたくもなるよね。
でもでもやっぱり京都にいるならば、美味しい京野菜とかおばんざいとか、ここでしか食べれないもの沢山あるのに〜!っと、思ったわけ。
と同時に、この現象って日本だけに限らず、世界中どこでも起こっているなぁっと思ったの。
特に観光客が密集するエリアなんかはそうだよね。
ここバルセロナでも、かなり観光客向けに作られているレストランがいっぱいあるんですわ。
ということで今日は、そうゆうレストランを危うく選んでしまわないように、3つのポイント別に話していきまっせ。
この通りLa Rambla(ラ ランブラ)はバルセロナの中でも随一を誇るであろう観光客の多さで、並ぶレストランは基本的に全て観光客向けに作られている。
私はどのレストランも一度も入ったことないんだけど、それもそのはず、こんなに写真だらけで "パエージャ" とここぞとばかりに言われても、何の説得力もないからね。
立地はとってもよくて、大きなテラス席もあって雰囲気は抜群なはずなのに、勿体ないの一言。
気をつけるポイント!その1:Menu Tapa
スペイン語でMenuとはメニュー表ではなくセットメニューのことを指し、お昼のランチメニューとか、ディナーコースを頼むときもMenuが使われる。
もちろんその普通に使われている分には何にも問題ないんだけど、注意点は"Menu Tapa"
まさにこの写真みたいな感じで、3つのタパスとパエージャとドリンクまで付いちゃう!なんて、一見とってもお得そうに見えるよね。
いやいや、基本冷凍食品です。
と言うのも、ちゃんとしたレストランに行けば分かるけど、パエージャは最低2人前からしかオーダーをとってくれません。
時間も労力もかかるパエージャを1人前でさっと提供できるなんて、冷凍でしかないよね。
せっかくスペインに来たのに、冷凍のパエージャで終わるなんて悲惨すぎる。
気をつけるポイント!その2:Sangria
日本でも飲んだことがある人も多いはず、サングリアとはワインにりんごやオレンジなどのフルーツと、砂糖やラム酒などが加えられた飲み物。
お酒が苦手な人でも、ジュース感覚で飲めるような味わい。
でもこれ正直、現地のスペイン人が飲んでるとこを見たことがない。
ミゲルも「サングリアは外国人のためにあるようなもんだ」って言ってるくらい。
と言うのも、おそらく使ってるワインはめちゃくちゃ安くて超質の悪いものでしょう。
だってあれこれ色々混ぜちゃうから、ワインそのものの風味とかどうだっていいだろうしね。
サングリアの代わりにTinto de verano(ティント デ ベラーノ)という、赤ワインにサイダーみたいな甘い炭酸水やファンタレモンを混ぜた飲み物は、現地の人(特に女子)がよく飲んでいるよ。
Verano(ベラーノ)=夏 だから、この暑い時期にぬるいワインは飲みたくないなぁって感じで生まれたらしい。
気をつけるポイントその3:PIZZA / PASTA
これは説明するまでもないかなぁとは思うけどw
まずピザとパスタはイタリア料理なわけで、看板で堂々とパエリアと並べるのには無理があるよね・・・
しかもこの写真に至っては、中華料理屋じゃんってw
もう何でもアリなのね〜
それでもお客は入るし、とりあえず売上げあればいいや〜みたいな感じで非常に残念。
ケバブのお店なんかもかなり多くて、なんだかなぁ〜って思うことが多々。
日本では普通のレストランでも写真付きのメニューとか結構当たり前だったりするけど、スペインでは基本それも危ういレストランの証。
観光客向けじゃないかもしれないけど、味は保証できないって感じかな。
このグルメな国で、本場の最高な味に出会えないなんて悲しすぎるからね!
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