バルセロナなのに!?安い!うまい!バル見つけちゃった(前編)

以前バルセロナでお得なランチメニューを食しちゃおっ - Kaigai Geekの記事でも言っている通り、バルセロナはスペインの中でも物価が高め。

”安いバル”ってのはバルセロナでも意外と見つけられると思うのですが、質が悪すぎて値段が安いのなんて当たり前。

そういう安いバルはビール飲むだけとかならいいですが、やっぱりつまみがマズイ店なんて行きたくないですよね。

今までもいくつかバルセロナのバルを紹介してきましたが、今回は私が行った数々のバルセロナのバルの中でも、一番安くて料理が絶品のバルをご紹介します。

ちなみに、私の紹介するバルはほとんどが好立地(ビーチから近い・中心街に近い)なので、バルセロナの端っこにあるバルは比べる対象になっていないので悪しからず。

今回あまりにも長くなりそうなので、前編・後編でお送りします。

このバルへの愛情が強すぎることに自分でも引くくらいw

 

  

[ PERIKETE ]

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やたらカラフルすぎる感じとか、一見めちゃくちゃ観光客向けに見える外観で少し入るのをためらったのですが、これが大正解!

なぜかFlamenquito(フランキート)という、フラメンコのポップバージョン的なものがいつも流れている。

オーナーの趣味かな?w

その雰囲気は、かなりスペインってイメージを感じられるバルだと思います。

 

 

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天井に注目!!!

ハモンがぶら下がっている !しかもこれ飾りじゃないんですよ。

ハモンにくっ付いている謎の白い三角形の物体は、ハモンから垂れ落ちるジューシーなオイルの受け皿の役目を果たしています。

いくら美味しくても、頭にブタ油が落ちてくるのはゴメンですからねw

 

 

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注文はメニューに自分で記入する仕組みになっています。

注文したい品の□の部分にチェックを入れる。

もし同じ品を1皿以上頼みたければ、□のとなりに数字を書いとけばオッケー。

料理はカタルーニャ地方をはじめ、ガリシア地方やアンダルシア地方のミックスです。

でも比較的ガリシア地方の料理が多いイメージ。

 

 

はじめは肉から行っときますか!

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Paleta ibérica de jabugo(パレタ イベリカ デ ハブゴ)

私のこれまでの記事でもしつこいくらい出てきているハモンw(好きすぎて・・・)

ハモンと一口に言っても種類もランクもありすぎるのですが、「パレタ」は豚の前足のことで、後ろ足に比べると油が少なめなのが特徴。

後ろ足のが質が高いと言われているので、値段も安めになっています。

でもパレタも十分美味しいです!むしろ、ちょっと油っぽいのが苦手って人にはこっちのがおすすめ。

パン コン トマテと一緒に食べるのがバルセロナ流。

 

 

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Lacón cocido de lugo con cachelos(ラコン コシド デ ルゴ コン カチェロス)

スペイン北部のガリシア地方の名産「ラコン」という豚のハム。

ハモンとはまた違って、茹でて食べるのが一般的。

肉の下に隠れている茹でたジャガイモと一緒に食べる。

私の今まで食べたラコンは結構厚めにカットされていたけど、このバルのラコンは超薄切りで新しい味に感じました。 

塩っからくて、ビールとの相性抜群すぎです!

 

 

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Surtido de ibéricos paleta, lomo y chorizo

イベリコ豚のドライソーセージの盛り合わせ。

スペインはハモンをはじめ、embutidos(エンブティードス)=ドライソーセージ の種類がとっても多いんです。

どれを注文したらいいか分からない時は、とりあえず盛り合わせを頼むといいですよ。

せっかくならいろんな種類が試せる方がいいですしね!

 

 

後編につづく・・・!

 

 

 

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想像しちゃいがちなスペインのステレオタイプ

ステレオタイプはどこの国に行っても必ず存在します。

私も「日本人は死ぬ時にハラキリ(切腹)するのか?」とか、どこの仁侠映画観たんだよって思うようなことを聞かれたりします。

間違っちゃいないんだけど、なんだか噂がひとり歩きしちゃってる感じですかね。

私も昔は完全にスペインに対してステレオタイプを抱いていました。

でも住み始めてみると、意外と想像通りじゃないことのが多かったりもして。

そこで、「スペインといえばこうでしょ?」と思いがちなことが、実際どのくらいステレオタイプにしか過ぎないのかをピックアップしてみました。

 

 

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シエスタ休憩がある

Siesta(シエスタ)とは昼寝という意味で、スペインでもよく聞くワードです。

ただ、仕事中のシエスタ休憩は完全にステレオタイプ。

スペインは日本と同様、通常のオフィスワークは8時間労働の1時間休憩で寝てる暇なんてありません。

じゃあ、何でこのイメージがあるのか?

それはおそらく、スペインって昔は旦那さんが昼ごはんを食べに家に一回帰ってくることが普通で、その食後にちょっくら昼寝みたいなのが定着したんじゃないか?

あと最近は変わりつつありますが、スペインの飲食店は昼休憩を3時間くらいとるのが普通で、もちろん従業員は夜も出勤だから休憩中に昼寝してエネルギーチャージしている?(そりゃあ休憩3時間もあれば寝るよね?)

あくまで私の予想ですが、この2つはスペイン特有のカルチャーなので関係性あるんじゃないかな?!と思います。

ちなみにスペインは日本と同じ労働時間って言いましたが、基本的にどこの会社も金曜日は15時が定時。

日本で言う、プレミアムフライデーが毎週ある感じですね。(日本でどのくらい実施されてるのか謎ですが・・・)

これもほんとスペインならではです。

 

 

フラメンコは国民的ダンス

スペインといえば、パエリアと競うくらい真っ先に思い浮かぶであろうフラメンコ。

フラメンコはスペインの南部アンダルシア地方発祥の伝統舞踊で、日本で言うとこの日本舞踊みたいなものです。

なので、国民全員が踊れるほどそう簡単なものではないんですね。

でも基本アンダルシア地方の人はみんな、Sevillanas(セビジャーナス)と呼ばれるフラメンコの一種を踊れるのは確かです。(逆にアンダルシアの出身じゃない人は踊れなくて当たり前)

小さい頃からみんな周りが踊ってて、気づいたら自分も踊れるようになってるみたいな感じらしい。

ちょうどこれからの時期にFeria(フェリア)というアンダルシアのお祭りが始まるのですが、そのフェリアではTraje de gitana(トラヘ デ ヒターナ)と呼ばれる、フラメンコドレスを着たスペイン美女が「¡Olé!」の掛け声と共にセビジャーナスを踊るのが実物。

フェリアはこれぞまさにスペイン!を感じさせるお祭りで私も大好きです。

4月にフェリア行きが決定したので、詳細レポートしま〜すっ!

余談ですが、日本人でもフラメンコにハマる人が多いみたいで、スペイン人をも圧巻させるパフォーマンスをする人もいるらしい。

 

 

時間にルーズ

ラテンの国の人って時間にルーズな印象ありません?

私はラティーノの代表格でもあるスペイン人は、てっきり時間にルーズなんだとばかり思っていました。

これが意外とそうでもなくて、ミゲルをはじめ、私の知ってるスペイン人は結構時間に正確な人が多いです。

「相手はラティーノだし、遅れて行くくらいがちょうどいいでしょ!」なんて思っていると、早く来いって電話がかかってくることもw

もちろん個人差はありますが、私のイメージしていた何時間待っても来ないような人とかまずいないです。

かと言って時間に厳しい人もいないので、少し遅れたくらいで誰も文句言ったりもしません。

時間と言えば私がスペインでよく耳にするのが、例えば混雑してるバルでちょっと待たなきゃいけない場合:

「時間どれくらいかかります?」に対して「2分!」の回答。

絶対2分じゃないし、大体どっから来たその2分?みたいなw

でも2分って言う人結構多くて、おそらく「そんなに時間かからないよ!2分くらいだよ!」そんな感じなのかなぁと私は解釈していますw

 

 

ここだけはやっぱりステレオタイプ通りかも?

予想を裏切るスペインのステレオタイプにお話してきましたが、私的にやっぱりステレオタイプ通りだなと思うこともあるわけです。

それは、陽気でネガティブに思いつめる人が少ないこと。

スペインは年々回復しているとは言われているものの失業率が高く、2017年の時点では16.5%で、これは日本と比較すると6倍以上!(日本は今年の1月の時点で2.4%)

自分のやりたい仕事に就けない人もいっぱいいるし、もちろん多少ネガティブになってはいると思います。

でもこんな状況にも関わらず「どうにかなるだろう!」って思っていて、そこまで極端に落ち込む人とかいないんですよね。

国民性なのかもしれないけど、ここは見習いたいとこだなといつも関心します。

 

 

 

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バルセロナでお得なランチメニューを食しちゃおっ

スペインはヨーロッパの中でも物価が比較的安いことで有名です。

ただ、いくら安いと言われているスペインも、マドリッドやバルセロナの都心部に行くにつれて物価は跳ね上がります。

日本の東京の物価がモンスターなのと同じです。

特にバルセロナの中心地はほんとに観光客が多いので、スペインの東京的存在のマドリッドよりも高いなと思うことがしばしばあります。

しかも観光客向けの商売をしてて、値段に合っていないクオリティを提供されることもあります。(これマジで腹立たしい怒)

そんなバルセロナでもちゃんと選べばいい場所はあるわけで、さらにランチの時間帯にお手頃な価格で勝負しているところもあります。

そこで今回は、私が食したランチメニューの中でもクオリティ>値段だったレストランをご紹介します。

 

 

「Menú」とは?

一見英語の「メニュー」と同じ意味なのかと思いきや、スペインでMenú(メヌ)とはランチメニュー、またはディナーのコースのことを指します。

メヌはPrimer plato(前菜)→ Segundo plato(メイン)→ Postre(デザート)の順に好きなものを選びます。

さらにドリンク付きで、水・ソフトドリンクはもちろん、ビールやワインなんかも選べます。

もしメインの中で自分の食べたいものがない場合、前菜から2品選ぶことも可能です。(前菜と言っても結構ボリューミーなこともある)

あとレストランによってデザート+コーヒーのところもあれば、デザートの代わりにコーヒーを注文できるところもあります。

ランチメニューは日本と一緒で値段がお得なこともあり、平日のお昼時はサラリーマンにも大人気。

 

 

[ El Gran Café ]

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Barrio Gótico(バリオ ゴティコ)と呼ばれる、ゴシック地区の細い道を迷子になりつつ歩いて行くと見えてくるのがこちらのレストラン。

バルセロナな特有のヒッピー要素は全く感じられず、エレガントな外観。

 

 

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店内はクラシックな雰囲気で、「ちょっとここ、結構なお値段しちゃうんじゃないの〜?!」そんな焦りさえも感じさせます。

私たちが行ったのは13:30だったので他には誰もいませんでしたが、14:00をすぎた頃からジャンジャン人が入ってきて、私たちがお店をでる頃には満員の状態でした。

以前おしゃれ地区 "El Born"(エル ボルネ) のピンチョスバル - Kaigai Geekの記事でも話していますが、スペインは食事の時間帯が2時間くらい日本より遅いです。

なので、日本と同じ感覚で行くとまだ開いてないこともあるのでご注意を!

でも逆に予約なしで飛び込みで入りたい場合は、開店直後の13:00あたり狙って行くとすんなり入れることもあります♪

 

 

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Primer plato: Salmorejo(サルモレホ)

ガスパチョなら聞いたことある人も多いかな?スペインの冷製スープのことで夏場によく飲まれるもの。

で、ガスパチョよりもっと濃厚なヴァージョンがサルモレホ。

材料は基本的にガスパチョとサルモレホも一緒で、使うパン粉の量でスープの濃厚さが変わってくる。

個人的には、ガスパチョの味がちょっとキツイなぁって思う人はサルモレホの方が飲みやすいかな?と思います。

私は夏には毎日食べたいくらい大好物です。

 

 

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Segundo plato: Paella(パエージャ)

待ってました!スペインといえば!のパエリアです。

パエリアはスペイン全土で食べられている、すなわち国民食みたいな印象ですが、もともとはバルセロナのお隣、バレンシア発の料理。

他の都市でも食べれないことはないですが、やっぱり本格度は落ちます。

でもバルセロナはさすがご近所さんなだけあって、本格的なパエリアが食べられるところも沢山あります。

今回のパエリアはランチメニューってこともあり、冷凍じゃないにしても、作り置きを温め直したやつが出てくるんだろうなぁと思ってました。

それが全くの逆!!!写真を見ればお分かり頂けるだろう。

3人分はあるんじゃないかと思われる量を、しかもうさぎの肉を使った、できたてホヤホヤのものが出てきたではないか!(本格的なバレンシアのパエリアはうさぎの肉を使ったものが基本)

これにはかなり驚き。

普通にディナーで食べたら軽く2倍の値段はすると思う。

満腹すぎて食べきれなかったことを悔やむのはここだけの話です。

 

 

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Postre: Cortado(コルタド)

スペインはコーヒー文化がとっても盛んで、食後に一杯のコーヒーが欠かせない人も多い。

ディナーのあとでさえも飲む人がいるくらい。

飲み方にも各自こだわりがあって、コーヒーの濃さはもちろんのこと、牛乳は入れるのか?さらにはその牛乳の温度まで指定するほど細かく注文が多い。

昔カフェで働いていた私は、このあまりの注文の多さに嫌気がさすこともあったw

でもそのおかげで、スペインでの自分のコーヒーの好みを知ることができた。

そんな私のおすすめは「コルタド」と呼ばれる、エスプレッソにほんの数滴だけ牛乳を入れたもの。

エスプレッソだとなんか苦すぎて、カフェラテのように牛乳がいっぱい入っているのが飲みたくない私にとっては最高の組み合わせ。

このレストランでは小さいクッキーが付いてきて、コーヒーと一緒にちょっと甘いものをかじりたい、そんな私の欲望を知っているかのようでした。

 

 

 

気になるお値段はと言うと、一人14,5€(約1,900円)

バルセロナの平均的なランチの値段は12€なので若干高めに感じるかもしれないですが、このクオリティならむしろかなりお得です。

ちなみにこのレストランのディナーの平均予算は30€(約4,000円)なので、ランチメニューは半額以下!

これはゼッタイ行かなきゃ損!!!

 

 

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日本を離れて思う”美のスタンダード”

気づけば日本を離れて今年でもう5年になります。

ヨーロッパ・オセアニア・南米に住んできた私ですが、日本を離れてみると自分の中の”常識”が良くも悪くも変わります。

そんなことをふと思っていた時に気づいたのが、私自身が思い描いていた”美のスタンダード”が変化しつつあるということ。

そこで今回は、日本を離れて自分を客観的に見た結果起こった変化について書いてみることにしました。

「美」とはなんだ?!

 

 

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細い=スタイルがいいという定義

「あれ、ちょっと痩せた?」って言われたらうれしいですか?

私はうれしいです。ていうか、うれしかった?

私の体型は日本でいうとかなり普通。特にデブでもなければガリガリでもない。

日本にいた頃は痩せたいからって為だけに運動してたし、多少の食事制限など「痩せる」ってことのみを考えていた。

そんな私に転機が訪れた。

留学先のマルタで出会った友達に「もっと食べなよ!そんなガリガリでどうすんのさ!」と言われたのです。

マルタの半年間で10kg近くは太ったであろう私には考えられない一言だった。

そこで思ったのが、細いってことだけが魅力ではないんじゃないかということ。

それからというもの、どうせ運動するなら筋肉つけてメリハリボディになった方がいいと思って筋肉重視の運動をするようになった。

あんなにこだわっていた体重は増えているのに、見た目は明らかに引き締まった体になっていくのが分かる。

食事もただカロリー制限にこだわるのって疲れるけど、筋肉づくりにリンクすると思うと楽しい。

これはあくまで私の一例ですが、なかなか痩せないとかって悩むくらいなら、いっそ痩せることだけに集中するのをやめてみるのはどうでしょうか?

細い=スタイルがいいなんていうのは、ただの定義にしかすぎません。

余談ですが、日本は巨乳にしか注目されませんが、他の国に行くと案外巨ケツの方が人気だったりします。

なので、お尻を鍛える女子って多いんですよ。ブラジルの女子なんてケツ筋しか鍛えないらしい。

 

 

美白にこだわる理由

ちょうど20歳くらいの頃でしょうか。黒コギャル時代を経て、美白命に徹していた私。

正直、美白にそんなに憧れていたわけではなく、どちらかと言うと流行りというものに洗脳されていた感じでした。

で、その2年後にその美白イズムのままマルタ島での留学がスタート。

マルタは地中海のど真ん中にあって一年中温暖な気候ってこともあり、週末はビーチでのんびりするのが当たり前。

ルームメイトのフランス人の子なんて、真っ白な肌がゆでタコになるくらい毎週末ビーチ三昧。

その光景を目の当たりにした私は「こんなに綺麗な海があるマルタって場所をただの流行りにのった美白イズムのせいで楽しみきれていない!」そう思ったんですね。

それからというもの美白への妙なこだわりはなくなり、美白時代に幕を閉じました。

別に日焼けすることをゴリ押ししているわけではありません。

でも美白でいなきゃいけないっていう呪いから何かを楽しめないのは、すごく勿体無いなと思います。

少しくらい日焼けしたって大丈夫。テクノロジーの進化のおかげで、しみなんてチャチャっと取れるいい機械が発明されると私は思ってますw

ちなみに欧米では「ソバカスってセクシー」なんて言われるので、ちょっとくらいソバカスできたっていいんじゃない?

 

 

モテ系というカテゴリー

私は日本に住んでいる頃から「モテ系」に少し疑問を抱いていました。

気持ちはわかります。

みんな誰でもセクシーに見られたい!とか、カッコイイって思われたい!っていう欲望があるのは普通だと思います。

でもこれを着ないとモテない、この髪型にすればモテるみたいなのって少し強引すぎると思いませんか?

ていうか大体、そのモテスタイルって誰基準だよって感じだしw

海外でも流行りはあります。

でもあくまで流行のスタイルってだけで、みんなそれを自分の好きなジャンルに落とし込んでいるんですよね。

その上で、私がこの世で一番だ!って思っている感じ。モテるは結果論。

無理して自分に似合っているのかも分からないモテ系に執着する必要なんてありません。

 

 

私は日本の「カワイイ」とは遠ざかってるけど、むしろこっちの方が自分にしっくりきちゃってます。

 

 

 

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時代はスペイン流ジントニック

何を隠そう、私は無類の酒好きです。

日本に住んでいた頃は焼酎をがぶがぶ飲むタイプの人でした。

でも海外には焼酎なんてもんは存在しないわけです。

そこで出会ったのがジントニックでした。

もはや、ジントニックを飲み始めたら焼酎が飲めなくなったくらい。(あんなに好きだったのにね…哀)

で思ったのが、これからはジントニックの時代なんじゃないかと!

今日は私の愛する「スペイン流ジントニック」についてシェアしていきます。

 

 

 

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ゆうたろうもびっくりのバルーングラス

ゆうたろうって今でもいるのかちょっと疑問ですがw

スペインではCopa(コパ)Cubata(クバタ)などと呼ばれ、バルーングラスでジン・ウォッカ・ラム・ウィスキーなどのスピリッツを豪快に飲みます。

小洒落たカクテルなんかは飲み足りないと思う私は、その飲み方にすぐにハマりました。

余談ですが、このジントニックにビジネスを感じたスペイン人がジントニック専門のバルを香港にOPENして、香港ではすでに流行りつつあるみたい。

Ping Pong Gintonería

日本にもOPENしないかな?!

 

 

 

二日酔いが少ない

ジンってなんだかスパイシーな独特の香りがしますよね。

その香りの正体はジンの主要材料として使用されているジュニパーベリーという実で、デトックス効果が高いと言われています。

そのせいか、ジンを飲んだ次の日は圧倒的に二日酔いが少ない!

もちろん個人差がありますし、飲みすぎたらそれは別の話です。

でも二日酔いが最大の敵の私にとって、これはすごく重大なポイント。

 

 

スペイン流ジントニックの飲み方

銘柄によって’具材’を変えてスパイスを効かせる

私のスペイン流ジントニックの一番好きなところは、ジンの銘柄に合わせて’具材’を変えること。

ここで言う’具材’とは、らせん状にカットされたレモンなどのこと。

さらに、シナモンや黒胡椒の実などの薬味でスパイスでを効かせる。

もちろん具材は食べるためのものではなく、ジンの風味を生かすための隠し味。

ジンはスペイン発祥の飲み物ではないけど、ジントニックを楽しんでいる感じがスペインっぽくて私はとっても好きなんです。

私のおすすめするジントニック:

Hendrick's+胡瓜(さっぱり系・甘いの苦手な人向き)

G'vine+マスカット(甘めが好きな人向き)

Puerto de Indias+いちご(ピンク色のジンで見た目が超キュート)

最後のピンク色のジンはセビージャ発のジンなので、スペインに来たら絶対試してみる価値アリ♪

 

 

Chuchesをつまみにして飲む

ジントニックを飲むときは基本的に食後。(食事中はビールかワインで、焼酎のような飲み方をする人はいない)

そこでなぜかつまみにされるのがChuches(チュチェス)=グミ

あんまり知られていませんが、スペインはチュチェスの種類がハンパないんです。

チュチェスの専門の店があるくらい。

味や見た目はハリボーみたいな感じで、もっと色がドギツイものもあったりします。

最初は「え〜グミ?!もっと塩っ辛いもんがいいんだけどなぁ」と思ったけど、これが意外と合うんです。

まさに、やめられないとまらない。手が止まらなくなります。そしてジントニックが進む。

 

 

 

ジントニック飲みたくなったでしょ?

もう焼酎なんて古いよ!これからはジントニックだって!

 

 

 

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Netflixでスペイン語のリスニング力をキープしている事実

アイルランドに引っ越してきて、そろそろ2ヶ月が経とうとしています。

私の錆びついていた英語を伸ばせる最高の時だ!と思うのと同時に、スペイン語が衰退していってしまうのではないかという恐怖に襲われています。

読み書きは自分でできるし、アウトプットはミゲルとの会話で十分。

そうなると、リスニング力はどこで補うのか?アイルランドはノースパニッシュだぞ?

このまま放置していてはマズイと思い、早期の処置として選んだのがNetflix 

久しぶりに聞くスペイン語の会話に改めてスペイン語への愛を感じたので、Netflixへの感動の気持ちも込めてこの記事を書くことにしましたw

 

 

語学力=記憶力?

とある英語学習についての記事の中で目にしたワンフレーズ。

「得意科目を英語と答える人は、自分は物覚えがいいだけのバカだと自覚すべき」

そんな言い方しなくてもねぇ。。。と思う反面、かなり納得してしまった自分がいた。

というのも、語学力と記憶力の関係性ってすごく強いと思うんです。

言葉なんて使っていないと本当にスグ忘れちゃうんですよ。

よく帰国子女が日本語を思い出せないという理由から、英語でポロッと単語をこぼしたりすることがありますよね。

「海外かぶれかよっ!」なんて思わずツッコミたくなるって気持ちわかりますよ。私も自分が留学する前まではそう思ってたしw

でも自分で経験して、これはマジで起こりうることなんだと確信。

スペインに住んでる頃は、仕事場で少し使う英語を除いて100%スペイン語しか使わない環境。

日本語に触れる機会といえば、SNSかたまに家族や友達とメッセージでやりとりするくらい。

この環境にいると母国語の日本語のはずなのに、うっかり忘れてしまうんです。

母国語でこのレベルって、第二言語なんて瞬速で忘れていくに決まってますよね。

 

 

テレビがなくてもネットがあれば見れる

アイルランドではテレビを所有しているとTVライセンスというものを取得しなくてはならない。

年間160€(約20,000円)とバカ高いわけではないけど、特にテレビを見る必要性を感じていないため我が家にはテレビがない。

しかも引っ越しの多い私たちにとって、テレビを買ったところで荷物にしかならないっていう気持ちのほうが強い。

ネットがあればニュースも見れるし、基本的に必要な情報は手に入る。

でも、やっぱりたまにはくだらない番組とか見たい!映画も観たいし!

そして最大の要因は、アイルランドに住むようになってまだ2ヶ月も経っていないのにスペイン語をど忘れすることが多くなった。そりゃあ、家でしかスペイン語使わないからね・・・(覚えるのにはあんなに時間がかかるのに、忘れるのはこんなにも早いものかとつくづく思う。泣)

そんな理由から、アイルランドに来てからというもの、Netflixは私の生活の中で必要不可欠な存在になりました。

 

 

字幕機能を活用すれば語学学習にもなる

Netflixの魅力のひとつでもある優秀すぎる字幕機能。

スペイン語はもちろん、かなり幅広い言語に対応しているので、語学学習をしている人は絶対に利用するべき!

私自身もうすっかり板についたと思っているスペイン語だけど、やっぱり私にとっては第二言語であり、分からない単語だってまだまだ沢山ある。

特に私はスペインのスペイン語には慣れているけど、南米のスペイン語は慣れていないので聞きづらいと思うこともある。

そんな時は字幕ボタンをポチッとすれば、あの分からなかったうやむや感を取り除いてくれる。(ちなみに私は日本語字幕ではなくスペイン語での字幕をオススメします。)

私がスペイン語を勉強し始めた時にNetflixの重要性に気づいていればなぁ〜、Youtubeでペパピッグとか全然興味ない豚のアニメなんて見なくて済んだのにと今さらながら思うw

 

 

 

私のオススメ載っけときます 

ペーパー・ハウス (La casa de papel)

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 ’教授’と呼ばれる人物を筆頭に、8人組の強盗グループがマドリッドの造幣局に人質をとって立てこもるというストーリー。

もとはスペインのAntena 3というチャンネルのドラマシリーズでNetflixが買収。

監督も驚くほど世界的に人気がとまらず、スペインドラマシリーズ史上1とも言われている傑作。

リスニングポイント:舞台はマドリッドなので基本的にニュートラルなスペイン語だけど、スペインの中でもアクセントが強いアンダルシア地方の俳優もいてリスニング力が高められる。

ちなみにミゲルは生粋のアンダルース(アンダル地方出身男子)だから、私はアンダルシアのアクセントが一番セクシーだと思う!

しかも、強盗・警察・造幣局員・高校生と、偏りなくいろんなタイプの会話を同時に聞けるのもいいところ。

4月6日からシーズン2配信開始です!

 

 

ナルコス (Narcos)

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コロンビアの麻薬組織とDEA(アメリカ麻薬取締局)との戦いを描いた、実話をもとにしたストーリー。

Netflixのオリジナルで、アメリカを中心に瞬く間に世界中に広まった超人気シリーズ。

実話をもとにしているだけあって、所どころでその当時の映像などが出てくるのがリアルでさらに引き込まれる。

リスニングポイント:基本的にコッテコテのコロンビア訛り。しかも麻薬密売グループの会話なので、スラングもかなり多め。それでも南米のスペイン語を聞けるっていうのが一番のポイント。

南米でも国によって喋り方に違いがあるけど基本的な部分は共通しているので、南米のスペイン語を鍛えたい人には特にオススメ。

全3シリーズですが、私のオススメはシリーズ1、2。

メデジンの麻薬王パブロ・エスコバルがまぁ悪いこと。でも滅茶苦茶ハマリますw

ちなみに、シーズン4をメキシコで撮影中に撮影スタッフが銃殺される事件があり、続編についてはまだ詳細がハッキリしていないそう。

最近のメキシコは麻薬関係でコロンビアよりも危険だからね・・・怖いわ。

 

 

 

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バルセロナに行く前に読んでほしい「マジでスリに狙われやすい場所」

スペインのガイドブックって読んだことありますか?

私はもう何年も前になるのですが、初めてスペインに行ったときに買ったガイドブックに書かれていた「スリへの注意書き」に衝撃を受けたことを今でも覚えています。

日本にいるとスリが頻繁に起こるなんて想像がつかないですからね。

スペインは基本的に日本に比べてスリが多いのですが、その中でもバルセロナはワースト1位。ヨーロッパのスリが多い都市別ランキングでも大体1位になっています。

それなのに毎年人気デスティネーションとして選ばれていて、日本からの観光客もかなり多いんですよね。

でもスリがあるって聞くとやっぱ不安になりますよね?しかも、どうやって対策したらいいのか?って正直わからないですよね。

そこで!今回は私の実体験を元に「マジでスリに狙われやすい場所」をピックアップして、対策法も一緒に書いていきます。

 

 

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実際スリは多いのか?

マドリッドバルセロナに住んでいたことのある私からすると、やはりバルセロナは圧倒的にスリが多いです。

その多さはと言うと、バルセロナに住むスペインの現地人ですらも日常茶飯事で被害に遭うほど。普段から気をつけているはずの人でも盗まれるくらいなら、観光客がいい獲物になるのはまぁ当然ですよね。

スリは一人の場合もあれば、グループで狙ってくることもあります。年齢・性別関係なく、見た目でその人がスリだなんて分からないこともあるし、ましてや気づかぬうちに盗まれていることがほとんどです。

しかもスペインは、1日につき400€以下の盗難は罰金のみの処罰。と言っても、スリで生計を立ててる人が罰金を払えるわけもないし、なんなら払わないケースが多いらしい。

おそらくこういう事が原因でスリが多いのかなって思うのですが、まぁ理由はどうにせよ、バルセロナはガチでスリが多いです。

 

  

日本人はスリのターゲットになりやすい?!

とあるスペインのスリグループを探しだす番組を見たときのこと。

月3,000€(約39万円)をスリのみで稼ぎだすという、まさにスリの「プロ」とも呼べるような人物が登場。「今までで一番稼ぎがあった日のターゲットは日本人だった。日本人は狙いやすいんだ。」とインタビューで語っていた。

この日本人が多く狙われていることに対して、スペイン在日本大使館も頭を抱えているとのこと。

もちろん、日本人のみが被害にあっているわけではありません。でもターゲットになりやすいことは確かなのかもしれません。

そんなに狙われやすいなら行く気失せるわ!って感じですが、スリがあることを自覚して対策すれば回避できるので、まだ諦めモードに入る必要はありません。

その為には、どんな場所でスリに遭いやすいのかを知っておくことがポイント。

 

 

スリに遭遇しやすい場所とは?

メトロ内のエスカレーター

メトロ内でスリが多いのはかなりよく知られています。ホームで日本語の注意喚起のアナウンスを耳にするくらいなので、かなりの頻度でしょう。

メトロ内では対策としてバッグを手前に抱えるなど気をつけている人をちらほら見かけます。

っが、しかし!意外に盲点なのが、メトロを降りたあとの出口へと向かうエスカレーター。「メトロを降りたし、もうスリはいないだろう」という、その気の抜けたときを狙って来ます。

例えば、スーツケースを持ったままエスカレーターに乗ろうとしてる時、そのスーツケースに気を取られている一瞬の隙を狙われたりします。

 

  

ショップ内

中心街の大通りなど、屋外での被害が多いのはよく知られていますね。メトロ同様にやや警戒体制に入っている人もいます。

それにスリ達も気づいたのか、最近ではショップ内でのスリが多発しています。

私自身、ショッピングをしている最中にパンツのポケットに入れていた携帯を盗まれたことがあります。

それから、これは私が百貨店でBAとして働いていた時のこと。

お客さんが化粧品を試している最中、イスに引っ掛けておいたバッグを盗まれるということがありました。そんな隙がどこにあったんだろう?というくらい、もうほんと瞬時に盗まれてしまうんです。

靴やサングラスなどを試着しているときも同様。奴らはショッピングで夢中になっているところを狙ってきます。

 

 

バス停でのバス待ちの列

正直、こんな所でも?!ってマジで思いました。

その日は私がバルセロナからダブリンへ行く飛行機に乗るため、朝6時で空はまだ薄暗い中空港に行く専用のバスを待っていた時のこと。

バス待ちの列に並んでいる間に隙をみてバックパックを開けられ、財布をすられそうになることがありました。(内容は長くなるので端折ります)

幸いにも未遂で済んだのですが、かなりスリに対しては気を配っているつもりだったのにも関わらず危うくスリに遭うところでした。

ちなみに、この時のスリ未遂犯は20代前半の3人組女子グループで、見た目ではまさかスリ犯だなんて思うような感じではありませんでした。

 

 

スリ対策 4箇条

  •  トートバックなど、大きくて口の空いているバッグを持たない。ショルダーバッグなど自分の手前に持ってこれて、常に自分の視界に入るものにする。(バックパックは気づかないうちに開けられる可能性大)
  • 人が密集している場所やメトロ内では荷物を手前に抱える。
  • 飲食中にスマホやカメラをテーブルの上に置かない。(特にテラス席)
  • ポケットには貴重品を入れない。(特にケツポケは問答無用) 

 

 

もしスリに遭ってしまったら・・・

まずは落ち着いて、盗まれた物を順番に処理していきましょう。

現金・スマホ・カメラ等を盗まれてしまった場合は、悔しいですが泣き寝入りするしかありません。警察に行ったところで、盗まれた物が返ってくることはまずありません。(誰かが拾って交番に届けてくれるとか、宝クジで3億当たるくらいの確率でありえません。)

ただクレジット / デビットカードが盗まれた場合は、盗難届けを出してもらうといいみたい。私は経験ありませんが、盗難届けがあればカードの再発行手続きなどに役立つそうです。

盗難届けは後からでもできるとして、それよりも先にやっとくべきことは速攻でカード会社に連絡してカードを止めること。驚くほどすぐに使われちゃいます。

パスポートが盗まれた場合は、日本大使館に行ってすぐに再発行してもらいましょう。

もしAIUなどの海外保険に入っている場合は、盗難に対してどのような保証があるのか、どこまでカバーしてくれるのかを確認してみましょう。(請求するときに証拠になるものがレシートとか言われて「知ってたら捨てなかったのに!」みたいなこともありえますからね)

 

 

日本にいる感覚でいないことを肝に命じる

スリが多いからといって、ビクビクしながら旅行をする必要なんてありません。

ただバルセロナという場所にいてスリの危険が多いということ、日本にいる時と同じ感覚ではいれないということを自覚することが肝心です。

 

 

  

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