バルセロナなのに!?安い!うまい!バル見つけちゃった(前編)
以前バルセロナでお得なランチメニューを食しちゃおっ - Kaigai Geekの記事でも言っている通り、バルセロナはスペインの中でも物価が高め。
”安いバル”ってのはバルセロナでも意外と見つけられると思うのですが、質が悪すぎて値段が安いのなんて当たり前。
そういう安いバルはビール飲むだけとかならいいですが、やっぱりつまみがマズイ店なんて行きたくないですよね。
今までもいくつかバルセロナのバルを紹介してきましたが、今回は私が行った数々のバルセロナのバルの中でも、一番安くて料理が絶品のバルをご紹介します。
ちなみに、私の紹介するバルはほとんどが好立地(ビーチから近い・中心街に近い)なので、バルセロナの端っこにあるバルは比べる対象になっていないので悪しからず。
今回あまりにも長くなりそうなので、前編・後編でお送りします。
このバルへの愛情が強すぎることに自分でも引くくらいw
[ PERIKETE ]
やたらカラフルすぎる感じとか、一見めちゃくちゃ観光客向けに見える外観で少し入るのをためらったのですが、これが大正解!
なぜかFlamenquito(フランキート)という、フラメンコのポップバージョン的なものがいつも流れている。
オーナーの趣味かな?w
その雰囲気は、かなりスペインってイメージを感じられるバルだと思います。
天井に注目!!!
ハモンがぶら下がっている !しかもこれ飾りじゃないんですよ。
ハモンにくっ付いている謎の白い三角形の物体は、ハモンから垂れ落ちるジューシーなオイルの受け皿の役目を果たしています。
いくら美味しくても、頭にブタ油が落ちてくるのはゴメンですからねw
注文はメニューに自分で記入する仕組みになっています。
注文したい品の□の部分にチェックを入れる。
もし同じ品を1皿以上頼みたければ、□のとなりに数字を書いとけばオッケー。
料理はカタルーニャ地方をはじめ、ガリシア地方やアンダルシア地方のミックスです。
でも比較的ガリシア地方の料理が多いイメージ。
はじめは肉から行っときますか!
Paleta ibérica de jabugo(パレタ イベリカ デ ハブゴ)
私のこれまでの記事でもしつこいくらい出てきているハモンw(好きすぎて・・・)
ハモンと一口に言っても種類もランクもありすぎるのですが、「パレタ」は豚の前足のことで、後ろ足に比べると油が少なめなのが特徴。
後ろ足のが質が高いと言われているので、値段も安めになっています。
でもパレタも十分美味しいです!むしろ、ちょっと油っぽいのが苦手って人にはこっちのがおすすめ。
パン コン トマテと一緒に食べるのがバルセロナ流。
Lacón cocido de lugo con cachelos(ラコン コシド デ ルゴ コン カチェロス)
スペイン北部のガリシア地方の名産「ラコン」という豚のハム。
ハモンとはまた違って、茹でて食べるのが一般的。
肉の下に隠れている茹でたジャガイモと一緒に食べる。
私の今まで食べたラコンは結構厚めにカットされていたけど、このバルのラコンは超薄切りで新しい味に感じました。
塩っからくて、ビールとの相性抜群すぎです!
Surtido de ibéricos paleta, lomo y chorizo
イベリコ豚のドライソーセージの盛り合わせ。
スペインはハモンをはじめ、embutidos(エンブティードス)=ドライソーセージ の種類がとっても多いんです。
どれを注文したらいいか分からない時は、とりあえず盛り合わせを頼むといいですよ。
せっかくならいろんな種類が試せる方がいいですしね!
後編につづく・・・!
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